説明を読んでも、競技のイメージが伝わらないかもしれません。このページでは道具やルールを紹介するのとあわせて、基本的なプレーについてもご覧いただけます。
道具
ナイロン製の羽根がついた直径4cm、重さ約20ｇのスポンジボールを使用します。ボールに羽がついているのは球速を落とすためであり、このボールがエスキーテニスの特徴です。
ネットは専用のもので、高さは55cmで貼ります。使用コートは4ｍ×8ｍで、テニスコートの1/8と小さめに設定されています。
ラケットは卓球のラケットを少し大きくした木製のラケットを使用します。グリップを含めた長さは約38cm、幅は17cmですが、ラケットにもレギュラー・ラージ等の種類があります。
ルール
羽根のついたスポンジボールを，テニスの約１/８の小さなコートで打ち合うスピーディーな試合展開と，エスキーテニスにしかないユニークなルールと戦術があり，「簡単だけど奥の深い競技性」が他のスポーツでは味わえない大きな魅力です。
1．試合形式
試合は3セットで行い、2セット先取した方の勝利となります。ダブルスの場合、1セットは11点を先取した方が勝ちとなりますが、双方の得点が10点以上で同点となった場合はデュースとなり、その後は2点連続で得点した方がそのセットの勝者となります。シングルスの場合は7点先取で行う場合もあり、双方の得点が6点以上の時にデュースとなります。
2．サービス
コートの後方に立ち、ボールを掌に乗せ、肩の高さから自然落下させて、ワンバウンドしたボールを対角の相手サービスコートへ打ち込みます。ダブルスの場合、セット中のサービスは右側に位置する選手から左右交互に行い、得点合計が5点毎に相手とサービスを交代します。シングルスの場合、選手は右側から左右交互にサービスを行い、得点合計が3点毎に相手とサービスを交代します。
3．レシーブ
サービスのレシーブは、サーブがワンバウンドしてから打ち返します。
4．ラリー
レシーバーから打ち返されたボールは、ノーバウンドまたはワンバウンドで相手コートに打ち返します（ツーバウンドで失点）。ここからラリーが始まりますが、ラリー中において一度ノーバウンドで打ち返した選手は、連続してノーバウンドで打ち返すことは反則となります。
5．ボレー
エスキーテニスのプレーで得点を決める時の、いちばん華やかでエキサイティングなプレーです。レシーブされたボールをダイレクトに相手コートへ打ち返します。
